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上級生の男は私の胸を掴みながら私の中に注いでいる。
毎朝夢で見ている光景にソックリだと思った。
男が私から離れると、毎朝私から出る白い液体が出た。
この時に初めて白い液体の正体を知った。
そうか、これがそうなのか。
アレは夢じゃ無いのか。
薄々気付いていたけど、夢では無かったのか。
何をしているんだよ。兄よ!
それじゃ、中学生の時に何度か入院させられたのは、もしかして?まさかね?
あれは、お腹に腫瘍が出来て膨らんできた訳じゃ無かったのか。
そう何度もお腹に腫瘍が出来るなんておかしいと思った。
上級生の男は満足したらしく服装を直すと教室から出て行った。
私の周辺にはビリビリに破けたブラウスとブラが床に落ちている。
スカートは無事だった。
それとジャケットは脱いで机の上に置いてあったので被害は無くて良かった。
スカートを穿くと制服のジャケットを直に着た。
ちょっと着心地悪いが、パッと見だと問題無く思えるので少し安心した。
男の子の手は震えながら悔しそうに私のパンツを握りしめている。
「ごめん、キミを守れなくて」
男の子は私に謝ってきた。ちょっとキュンと来た。私って変なのかな?
私は首を横に振って謝った。
「私もごめん。私がスカートを上げたりしないでいたら、こんな事にならなかったかも知れないのに」
・・・。
2人は無言のまま暫く下を向いていた。
反省する事が多いので、なかなか顔を上げられなかった。
こんな目に有ったのは全て、あの黒いフレームの眼鏡が悪い!
私が気持ち良くなってしまったのも眼鏡が悪いんだ!
よし!後で破壊しよう!粉々になるまで破壊しよう!男の子の眼鏡だからって関係無い。破壊した後に「壊れちゃった!」とか言えば粉々にしても大丈夫!そうだ、破壊しよう!拾った時には既に壊れていたのだから完全に破壊しよう!中途半端は良く無いので破壊しよう!
眼鏡を壊すと決意すると教室を出て家に帰った。
眼鏡は学校に持ってくるのを忘れたので急いで帰る。
廊下を走っているとスカートがヒラヒラしていたのでスピードを落として歩く。
廊下では誰とも会わなかったから油断していたらしい。
昇降口で上履きから靴に履き替えて靴箱に上履きを戻そう座った時にグランドから戻って来た男の子にスカートの中を見られてしまった。
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