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「美味じゃーっ！」
このサッポロラーメンというのは何という旨さじゃ....
この『味噌』という調味料....確かクミコの家でも、いや柳沢のニホンでも使っておったが....
「時に何故に貴様がここにおる？貴様は精神生命体ではなかったのか？女神よ」
『はいー、つい実体化してしまいましたー』
「何やら口調も違うじゃろ」
『そうですかー、まだ肉体に馴染めなくてー』
「そこまでしてラーメンを食したいと」
『それもありますがー、カミラさんお一人だとー何かとご不便かとー』
「貴様の口調は何やらイライラしてくるな」
『ごめんなさいー気にしないでー』
「そもそも貴様がしっかりせんからルシファーなどが現れたんじゃろ....マッパはどうしておる？」
『分かりませーん』
我の精神衛生上、こやつは１度殺すべきじゃな。
「店主、もう一杯所望じゃ」
『私もーお願いしますー』
ホッカイドーでラーメンを食し、センダイで牛の舌、シズオカで生の魚、ナゴヤで味噌カツ、オーサカではお好み焼きとたこ焼き、そしてハカタで明太子とかいう魚の卵を食し、トーキョーへ戻ったわけじゃが....
「トーキョーには名物がないのか？」
『東京ばななとか雷おこしなどがありますね』
「ほう！では....」
「失礼します、カミラ様でしょうか？」
ん？
何じゃ？
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