カミラ、キレる

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あれが爆発しても我は不死身故に何ともないが、この国にかなりの死体が並ぶのう。 いや、死体も残らんか。 何の因果かこのような世界に迷い混んでしもうたが、我に親切にしてくれたクミコやアキコを守らねばならんな。 この吸血鬼王カミラの名にかけて。 「止まらぬなら....かわしてみせる!」 瞬間移動でブレスの下へ回り込み、鼻先を突き上げると、ブレスはかなりの抵抗を見せおった。 なかなかの熱量じゃな。 我の両手が溶けていく。 「女神!地表を結界で覆っておけ!」 『はい?何を...』 「さっき止めたブレス!集まれ!」 国中の空に静止させておいたミサイルとかいう名のブレスをここに呼び寄せる。 「早くせい!我が持たんぞ!」 見えた! 「貴様もとっとと....消え失せろ!」 押さえていた特大ミサイルブレスを天に向かい放り投げる。 「貴様らも後を追えっ!」 7つのブレスが1つになり天に向かいかけるが、ゆっくりと止まりまた地表に向かい動き出す。
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