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「失礼いたします」
調理人か....ずいぶんと豪勢な。
「ではしばらくは食事をお楽しみ下さい、お連れ様も遠慮なさらずに」
『ありがとうございます』
待て。
「貴様、普通に喋れるではないか....」
『やっと馴染んできましたので』
何とも都合の良い奴じゃな。
「では御召し上がり下さい」
「おお!出来たか!では....」
この肉は柳沢の所とは質が違うようじゃな。
・・・・
「び、美味じゃ....何じゃこの肉は....」
「最高級和牛A5ランクを用意させていてだきました」
「口の中で溶ける....無くなってしもうた」
『美味しい....これは凄いお肉ですね』
この女神....
「貴様、何度も実体化して色々と食しておるじゃろう....」
女神が一瞬ビクッとしおった。
『いえ、そのような....』
こやつ、油断出来ぬ奴じゃな。
それから我は....我と女神は調理人が驚く程に食し、今はでざーとのあいすくりいむを味わっておる。
「カミラ様、いかがでしたか?」
マツムラが部屋に入ってきおった。
「我は満足じゃ!馳走になったの」
「それは良かった、では部屋を変えて話をさせていただいてもよろしいですか?」
来たな。
「構わん」
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