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またやはり一年・・・。
金が尽きたから働いた・・・。
疲れると・・・
心が萎える・・・。
疲れてる彼女から美しさは
・・・見えてはこない・・・。
贅沢などはしなくとも
食事の出来ていた僕と・・・
贅沢しか知らない彼女・・・。
決して責め合いはしなかったけれど
小さな部屋の片隅に
毎日積もる “後悔” の埃・・・。
やがて彼女の夫が迎えにきて
彼女が先に部屋を出た・・・。
僕は落胆と同じだけの
安堵が拡がる自分の胸を
ただ冷静に観ていた・・・。
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