初めての仕事

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初めての仕事

ーピピピピー ん 今、何時? ー6:00ー 起きなきゃ 体を起こし周りを見渡す ここは あぁ、そうだった 引っ越したんだった 着替えて朝ごはん作らなきゃ ーガチャー リビングを見渡した まだ起きてないみたい 昨日のこともあるから少し安心かな ーガチャー 「あっ」 仁さん起きてきた 「おはようございます」 「ん、おはよ」 まだ寝ぼけてる 「朝ごはん何がいいですか」 「んー、食べれるものならなんでも」 「OKです」 「いただきます!」 私は悩んだ末 無難な目玉焼きにした 「ん、うまい」 「ふふっ、ありがとうございます」 私も食べよう うん、なかなか美味しい 「今日はこれからする仕事覚えてもらうつもりだから」 「はい」 どんな仕事だろう すごく忙しそう 「今日はあそこにかけてあるスーツ着てね」 「あれってどこから借りたんですか」 男の人しかいないからあんま小さいサイズはなさそうなのに 「あぁ、あれは昔俺が着てたやつ。まぁ、もともとは龍也のだったんだけど、サイズが合わないって俺にくれたやつ」 「そうなんですね」 ご飯を食べ終え、またもや仁さんに皿を洗ってもらう事になってしまった 洗おうと食器を持ち上げたら奪い取られてしまう 皿洗いは仁さんに任せ、早速スーツに着替える 自分の部屋へいき着替え始める 昨日凛さんに買ってもらった胸つぶし もともとあんまり大きくないから本当にんくなっちゃうんだよね とりあえず1式着終えてネクタイに取り掛かる ん? どうするんだ? 全然わかんない どうしよう ーコンコンー 「っはい」 「着替え終わった?」 「えっと、ネクタイが」 どうしよう 「入っても大丈夫?」 「大丈夫です」 ーガチャー 「ふふ、ネクタイ大変だよね」 「すみません。全くわからなくて」 仁さんがニコニコしながら私の後ろに回る 「教えるから」 そう言うと 後ろから腕がのびてきた うわぁ バックハグみたい 恥ずかしい/// 「はい、これでOK」 「あっ、ありがとうございます」 大丈夫だよね 顔赤くなってないよね 「よし、早いけど行こうか」 「っはい」
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