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英雄譚
俺、霧原 昴と染谷 凛花、金田 雷人、月島 煉と楠木 小比奈は、仲のいい友達グループだった。
しかし一年前のある日、俺たちの目の前で黒い亀裂に小比奈が吸い込まれてしまった。後を追いかけ飛び込んだ場所は地球とは違う世界であり、影という化物に脅かされた世界だった。
俺たちはそこで、攫われた小比奈を救い出すべく影と戦っていたのだ。
そして三ヶ月前、ついに最後の強敵『原初の影』を倒し小比奈を救出、元の世界に帰還した。
小比奈が攫われた理由とか、帰ってきた方法は酷く長くなるので割愛する。
俺らが一体どこで何をしていたかは俺らしか知らないけど、確かに俺たちは仲間のために戦い、協力して小比奈を救い出したんだ。
忘れようにも忘れられない時間だった。
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