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槍の使い手である雹虎は、久神や幻妖とはまた別の"和嶽(ワダケ)"と呼ばれる種族であり、特異な能力を持たない代わりに身体能力は随一で、特に瞬発的な踏み込みの速度は郡を抜く。
「一之槍・瞬き六雹!!」
その華麗な槍捌きは、目前に迫る数多の幻妖を瞬く間に討ち取る。
長い袖に仕込んだ"黒鋼の糸"を武器として操る雰斗は、詳しく説明すると長くややこしくなるが…砕けて言うと自身を久神だと勘違いした幻妖だった。
自身が幻妖だと発覚してからも変わらず翔次らと仲間であり続ける。
「螺響声砲!!」
その能力は、左腕に光を纏わせてガトリングガンのように変化させ、光の砲弾を放つというもの。
その威力は凄まじく、更に鍔無しの刀による変則的な剣技や脚技等も使いこなす。
一見は念力のような能力を使いこなす裕紀は、元・人間である"稀人(マレウド)"と呼ばれる謎多き種族である。
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