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雰斗は構えた砲口に刀の刀身を嵌め込むと形状が変わり、
「紫鏡煌砲!!」
通常よりも凄まじく鋭い光の砲撃を放ち、ヨシツネの腹部を貫く。
「ぐぁぁ!!」
それによりヨシツネが若干怯んで前方に屈むと、そこへ裕紀がすかさず走り寄り、
「くらいやがれ、阿修羅砲超連射(アシュラフルバースト)!!」
目前で軽く跳躍して渾身の最強の技を叩き込んだ。
六本のアームで力一杯全力で連打する単純な技だが、そのあまりの威力から反動も凄まじく、ヨシツネが顔面に多大なダメージを負う一方で裕紀も自身の両腕に激痛が走って表情を歪める。
その甲斐あってか、ヨシツネは前に屈んだ状態から押されて上半身が反り返った。
その勢いのまま背後へ仰け反りそうになるが、
「舐めるな虫けら共が!!」
辛うじて留まり、まだ地に足が着いていない裕紀目掛けて腕を振るう。
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