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剣を怒らせてしまった…私
でも…ふたりで居る時は
スマホは見ないで欲しい
見てたのは
私が寝てたからだけど…
「…ごめんなさい。」
私は反省して
剣から背を向けた
「純?
反省してるのか?」
背後から声がして
抱きしめられた…
「一応…してる。」
「そうか…じゃあ
昨夜買って来た
純の好きな苺プリン
要らないよね?」
えっ?
何?それ?聞いてないよ?
私は剣の方を向いて
「食べないなんて
言ってないよ!
それに苺プリン買って来たのも
知らなかったし…」
プーっと頬を膨らませて
彼を見た純
「だって…
純が風呂に入ってる間に
コンビニ行って買って来たんだ。」
…知らなかった
って言うか
私の為に買って来てくれたのが
嬉しすぎる!!
「剣、ありがと。」
私は抱きついて
剣の頬にキスをした…
「何だよぅ…
唇じゃないのか?」
不服そうに言う剣
「もう…甘えん坊さんだな…
剣は…」
本当は純の方が
甘えん坊なんだけど
ちょっとお姉さんぶる…純
純はもう一度
今度は唇に優しくキスした…
〜終〜
2020/3/19
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