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広がる青い空。
雲一つない、シナモンくんの瞳のように澄んだ青い色の空のもと、それを彩るように明るい日差しが差し込んでいる。
今は太陽が日差しを広く照らせるほど高い場所にある昼下がりの時間帯である。
私はその中を歩いていた。
こういう時は、まさしく外を出歩くにはうってつけと言っていいほど、最高のシチュエーションである。
その規模は、都会でも室内にいるより積極的に外に出ようと思えるほどである。
建物が密集している中で外を出歩くのは、開放感がないというもと、何かと窮屈な感じを覚える。
広い公園や河川敷があるのは、そうした中で外を出歩くのにうってつけな環境を得るためなのだというと私は思う。
田舎出身の私にとっては、都会に住む人よりもそういった実感を持ちやすい方だからこそそれに気づけるのだろう。
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