daydream

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私は歩き続けていた。 今歩いているこの場所も、かつてその交流していた人達とオフ会などで盛り上がっていた場所の一つであり、私にとってもゆかりの場所の一つである。 当時は『楽しいってこういう事か…!』と初めて実感するほど、すごく盛り上がり、本当に宝物のような日々だった。 しかし、それも全て過去の話。 それは今は私一人でそこにいるからだけでなく、『そういう事をする関係が終わった』という背景があるからだった。 かつて私と交流してくれた存在は、後の自然消滅や空中分解が立て続けに起きる形で私から離れ、今はもう誰も残っていない。 あの時追想した人達も、全て私から離れ、今は残されていない人達だった。 私は歩くのをやめ、その場に立ち止まった。 空は相変わらず、当時の事を唯一残しているかのように、雲一つない日差しの差す青い空が広がっている。 そうした中で、私は再び追想に浸っていた。
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