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まだ、まともに会話もできなかった私とアオハル。その日、私はアオハルの待ち受け画面が気になって仕方がありませんでした。
当時私はとあるツイッターのオリキャラシェアワールド企画に参加しておりまして、同じく参加している絵師さんが私のキャラも含まれた集合絵を書いてくださっていたのです。
どうみても、彼の待ち受けがその集合絵だったのです。
たった二十人程度が参加している企画。そんな運命なんてあるはずがないと思ってしましますが、その企画に参加している人々の中に同年代が数人いることは知っていました。まさかと思いましたよ。まさかでしたが。
思い切って声を掛けて待ち受けを見せてもらうと間違いなくシェアワールドの集合絵。私のキャラクターも写っています。思わず声が震えました。
「これさ、○○企画のやつだよね……?」
「えっ? なんで……?」
「自分も、参加しているんだよね……」
「えっ、まさか君、ツイッターの……!」
そういうことで私たちはこの奇跡のような出会いによって興奮し、距離が一気に縮まっていきました。そして、腹を割って創作についての話を出来るようになったのです。
「批評はもっと楽しくやるべきだ」
「文芸部の作品はどれもおとなしすぎて面白くない」
「いい部誌を私達で作りたい」
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