うちの会長はアホの子です。

あぁ…忙しい

どうも、初めまして、樫木 清海(ｶｼｷﾞ ﾊﾙﾐ)といいます。

ま、お堅い口調はここまでとして…

え？敬語は演技なのかって？

いやいや、昔っから大人が周りにいっぱいいたから染み付いただけで、心の中までは敬語にならねーよ。

一人称はどうしても私になってしまうけどな。

という雑談はそこら辺に投げ捨てといて、

私はここ、私立安歩乃弧学園(ｼﾘﾂｱﾎﾉｺｶﾞｸｴﾝ)の副会長を務めてるんだけど、問題が多すぎてさ…

まず、生徒会役員になれる制度がアホらしくてさ、抱かれたい抱きたいランキングとやらで決まる。

ちなみに私は抱きたいランキング1位という不名誉な順位を獲得してしまった…

次にその生徒会役員のメンバーだ。

ｲﾂｷ｢あぁーー！｣

ﾊﾙﾐ｢どうしたのですか逸希(ｲﾂｷ)。今度は何をヘマしてくれたんですか。｣

ｲﾂｷ｢書類がコーヒー漬けになったぁぁぁ｣

と、アホみたいなことをして騒いでるのが、私の悩みの種その1、

生徒会長の山根 逸希(ﾔﾏﾈ ｲﾂｷ)

いつもアホかヘマしかしなくて困ってる。
私たちの前以外だと、気を張って頑張って俺様にしているらしい。
顔の良さと、性格の良さ(笑)が評判で結構人気がある。

ただ、アホはヘタレともいう。

ﾕｳｼﾞ｢かいちょーはばかだね〜。あっハルハル〜！仕事終わったから親衛隊のとこ行ってきていい〜？｣

ﾊﾙﾐ｢分かりました。親衛隊長に会いに行くんでしょうけど。｣

ﾕｳｼﾞ｢ななな、何言ってるの〜？べべべ、別に奏ちゃんのとこに行くわけでないんだし〜｣

ﾊﾙﾐ｢はいはい。もうツンデレはいいので行ってきてください。｣

ﾕｳｼﾞ｢もぉ〜！ツンデレじゃないもん！じゃぁ〜ねぇ〜｣

さっきのが悩みの種その2、

如月 雄二(ｷｻﾗｷﾞ ﾕｳｼﾞ)

チャラチャラしてるけどしっかり仕事はこなすし、結構仲間思いで良い奴だよ。
チャラチャラしてるけど。
あっ、余談だが、こいつはこいつの親衛隊長の夢島 奏(ﾕﾒｼﾏ ｶﾅﾃﾞ)が大好きだ。
奏の前だとツンデレになるが。