あぁ…忙しい

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ズイッ ハジメ「・・・。」 ハルミ「書類終わったのですか?」 ハジメ「(コクリ)」 ハルミ「ありがとうございます。私の席に置いておいてください。」 ハジメ「(コクリ)」 さっきのは唯一の癒し、伊崎 一(イザキ ハジメ)。 生徒会である私たちもそんなに声を聞いたことない。 実はめっちゃ声がいいのではないかと噂されている。 感情が高まった時はめっちゃ喋るらしい。 結構おっちょこちょいなとこはあるが。 イツキ「清海ー!なんか転入生来るとかの書類見つかったー!」 ハルミ「はぁ!?早く見せなさい!」 イツキ「これこれー。明日だってー」 ハルミ「明日!?しっかり書類はまとめておきなさいとあれほど言ったでしょう!」 イツキ「うぅ…だって結構前に貰ってたから忘れてたんだもん…」 ハルミ「だったら尚更まとめておきなさい!」 イツキ「はーい。お母さん」 ハルミ「貴方みたいなアホを育てた覚えはありません。」 イツキ「…ぴえん🥺」 こんな4月下旬という入学式終わりたての時期に来るなんて…絶対なにかあるじゃん。 なになに… な、なんだこの格好 ふざけてんのか…絶対いじめの的だって… もじゃもじゃヘアーに分厚い眼鏡なんて… こんな眼鏡百均のオモチャコーナーにしかみたことねーよ。 えーっと。は!? 入試平均80点だと!? ここの入試は全国でもトップレベルの難関だぞ!? それを平均80!? 普通でも50いくかいかないかだぞ… 頭良すぎんだろ… しかも理事長の甥っ子だし… 裏口入学か? ハルミ「明日の転入生は私が迎えに行きますね。」 イツキ「ありがとうお母さん!」 ハルミ「だーかーら!貴方みたいなアホを育てた覚えはありません!」
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