-5-「雰囲気を感じる」

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────…5分後 みずき 「いやー、長引いた長引いた!集会さぁ、体育座りなの拷問だよね!おしりが割れてしまった」 しずく 「元からでしょ…… 待たせちゃったね。お菓子、買ってきたよ」 るこ 「ぬはーっ、しずく君はそういうとこ良い子だよね!ちょうどお腹が空いてたんだー♪」 いろは 「差し入れはいいな。人心掌握の基本だ」 しずく 「そ、そんな深く考えてないって」 るこ (よおし。ここでいっちょ、ピンクに染めたる) るこ 「エロいこと言いまーす!!!」 唐突 みずき 「ど、どうしたのるこ、気が触れたの?」 しずく 「みずき……るこちゃんにどれだけストレスを与えてきたの。最悪」 みずき 「や、やっぱり?僕のせいだよねぇ…… る、るこ。この前、るこのシュークリーム食べたの謝るよ。あと、るこのプリンも食べちゃったっけ……そういえばケーキも、ドーナツも、ヨーグルトも」 るこ 「ちょっとォ!!!どんだけ人の盗み食いしとるんじゃお兄ちゃん!!!」/// 憤怒 みずき 「ご、ごめんね。次のおやつは僕のあげるから……」 平謝り るこ (……ぐぅ。そんな平謝りされたら、強く言えるわけないじゃん はーあ。ダメだぁ。エロい雰囲気作る前に、お兄ちゃんとしずく君ののほほん雰囲気に負ける。エロスは難しい、協調する者がいないと……)
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