-1-「14歳をはじめる」

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────…4月1日 森林 秘密基地(廃バス)前 莇家長男・莇みずき 「はい、4月1日ですね!はい!言うことあるんじゃないの、はい!」 二方家長女・二方いろは 「エイプリルフールだな」 みずき 「そんなことより大切なことあるじゃろがい! しずくは分かるよねー、ボケとかいらないヤツって分かるよねー?」 七海家長男・七海しずく 「……?」 はて みずき 「嘘でしょ……? る、るこ。まさかるこは……」 みずきの妹・莇るこ 「さぁ。あ、JR発足の日だよねぇ」 みずき 「へぇぇ……!!! あっそう。ふーん。へー。覚えてないんだ。ふーん。あっそぉ!!!」/// 号泣 いろは 「まぁまぁ。秘密基地に入ってから話そう」 みずき 「ガルル…… ……うん?」 みずき 「おぉ……おぉぉ……!!! ねぇ!なんか後ろの席に置いてあるんだけど!プレゼントみたいなんだけど!」/// しずく 「ふふ、誰からかなぁ?」 いろは 「天の思し召しじゃないか?」 るこ 「も、もうっ、これ以上すっとぼけるのもいいでしょ!私は耐えられないっ! お兄ちゃん、お誕生日おめでとう!忘れてるわけないでしょもぉ〜しゅきしゅき」/// むぎゅぎゅ みずき 「ぬ、ぬはーーーー!!!やられた!ドッキリだったの、あはは!ビックリさせられたもーーーー!!!」/// 感涙 いろは 「プレゼント、開けてみたまえ。これは私から」 みずき 「もちろん!」 ぱか バシーーーーン!!!(飛び出るビックリ箱) みずき 「ぬも゙っ!!!!」 顔面ヒット いろは 「はは」 みずき 「仕掛けたのそっちのくせに、その微妙な笑いはなんだァ!!!せめて大笑いしろォ!!!」/// ぷんすこ
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