-6-「スタートにこだわる」

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────…その頃、2年3組教室 みずき 「今頃なにやってんじゃろなぁ、愚妹は」 生徒 「さぁ。自己紹介とか?」 みずき 「かねぇ。あ、そっち持ってて。紙切るよ しかし、新入生歓迎会ってのは大変だ。劇やるってなに」 生徒 「ま、通例のヤツでしょうな 俺たち裏方は、役者に比べれば楽なもんよ。切り貼りするだけだもん」 みずき 「まぁねー。こういうの好きだしちょうどいいかな あっ、先生!ご覧なされ、すごく綺麗な背景ができつつありますよ!」 裏方担当教員 「ほほぉ。細かいとこまでこだわってんね、いいじゃん!」 みずき 「えへ、わかります? 先生ったら褒め上手」/// てれ 裏方教員 「あぁ、お前もたいがい褒められ上手だよな。つい褒めちゃうわ いいか。こんな人間になったら人生楽だぞ」 生徒 「心得ました」
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