-1-「14歳をはじめる」

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────… みずき 「それでだね。この中で14歳になったのは僕だけとなり、いわゆる先輩にあたるわけ」 しずく 「先輩って……半年も経てば僕も14歳なんだけど」 みずき 「じゃあ半年だけ先輩でいいよ 敬って?」 いろは 「敬うに相応しい先輩なのか?」 みずき 「ふ、ふふ。言ってくれるね 僕ほどに先輩が似合う人もいないでしょ。なんたって僕は君たち一人っ子と違い、妹がいるのだから!」 るこ 「せやぁ!お兄ちゃんを敬わんかい!」 いろは 「はぁ……盲信はやめるべきだね、るこ。同い年としてせめてもの忠告だ、みずきは頼りない」 みずき 「ぐっ」 るこ 「頼りないところも好きなの!」 みずき 「うっ」 しずく 「まぁまぁ……確かに頼りないけど」 みずき 「ムキー!!!しずくのくせに!しずくのくせに!」/// とっくみ しずく 「わっ、な、なにするの!やめっ、やめなさい!」 いろは 「器が小さい」 るこ 「そこも魅力」
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