-7-「未知に臨む」

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みずき 「な、なんだって、この後なんだって!?」 いろは 「ま、まさか、そんなことはあるまい!偶然だ!」 るこ 「でも、これ……」 しずく 「……夜になると、顔面がないバケモノが出てくる夢だった 顔面がないというか……口のあたりがぽっかり空洞になってたけど」 みずき 「ヒー!!!捕食可能なのっぺらぼうじゃん!!!」/// るこ 「……最近は、法律でそこら辺取り締まられてるから、大丈夫だと思うけど」 いろは 「『オカルト基本法』か……しかしあれは、あくまで理性のあるオカルト……神族、妖怪族、異世界の種族に限られている 霊は理性がなく、本能的な活動が多いという研究報告が出ているんだ……」 みずき 「か、帰りましょ?」 いろは 「そ、そうだな。あり得ないが、万が一というのもあるから、理性的に撤退をすべきだな、そう思う」
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