それから

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それから

ふと 自分がいなくなった世界を想像してみる 家族は悲しむ 友達も悲しむ しばらく悲しむ でも それだけ 私一人がこの世からいなくなったくらいでは 何も変わらない 日は昇りまた夜が来て そして 悲しみも薄れて いつしか 私がいないことは当たり前になって それでいいと思う たまーに すこーしだけ 思い出してくれたら それでいいと思う
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