最期

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最期

その【時】がいつくるかなんて 普段は考えもしなくて そしてそれは 思いもよらない瞬間にやってくるのだろう 若い頃は 時間は永遠にあるような気がしてた 50を越えて ふと砂時計の砂が残り少なくなっていることに気づく そしてその砂は なにかの拍子に 一気に落ちてしまうかもしれない コロナって そのなにかの【拍子】かもしれない 明けない夜はないと言うけど 明けないまま その【時】がきてしまうかもしれない そんな不安にかられる
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