#7助け

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#7助け

「お母さん!?」 そこには死んだと思っていた母親の姿があった。 「お母さん!」 純弥は母親に抱きつこうとした。その時 「馬鹿だなぁ。お前は」 母親はそう言うと腰に隠し持っていた。ナイフを純弥の肩に突き刺した。 痛い。肩が、肩が熱い。純弥は痛みのあまり閉じてしまった目を開けるとそこには不気味な微笑みをもつ母親の姿があった。 純弥の母親はトランシーバーを持つと 「標的を瀕死にしました。西東純弥はこの家にいます。部隊はこっちに向かってきてください」 純弥の母親はトランシーバーを切るとニコリと笑い指を鳴らした。 鳴らした瞬間純也の母親は黒い渦に包まれ渦が晴れたと思ったら細身のピエロがでてきた。 「悪いな少年こっちも政府直属の能力者として失敗する訳にはいかねぇんだ」 そう言うとピエロはナイフが着いた靴で純弥の顔を蹴ろうとした。純弥は母親に裏切られたショックで動けなくなっていた。そのとき、 「純弥!危ない!」 拓也のお父さんが純弥を押した。 次の瞬間拓也のお父さんから悲鳴が聞こえ見ると左腕が切れていた。
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