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「チッ。邪魔しやがって。まぁいい、もう1発だ!」
ピエロは不機嫌そうな顔をしながら純也にトドメをさそうとした。
純弥は死んだと思った。次の時ミシミシと言う音が聞こえた。
「フゥ。危ねぇ。死ぬとこだったな!」
目を開けるとちょんまげの侍みたいな姿をした人がピエロのナイフを刀で止めていた。
「クソ!きやがったな!犯罪者どもが!」
ピエロがちょんまげ侍にそう言うと
「おい!ガキンチョどもぉ!そこの大男背負って黒い車に逃げろ!」
ちょんまげ侍はそう言うと家の前に止まっている黒いファミリーカーを指さした。俺と拓也は拓也のお父さんを担ぐと走って黒い車に乗り込んだ。
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