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#8拠点
俺と拓也は拓也のお父さんを担いで車に乗ると運転席には地味な格好をしたサングラスを掛けた男がいた。拓也が窓から自分の家を見ると
「大丈夫かな?あの侍」
拓也がそう言うとサングラス男が
「大丈夫だよ。やる時はやる男だしね。多分」
男はそう言うと車を前に走らせながら言った。
「それよりそこの男の人の腕大丈夫?だいぶ出血しているようだけど」
「そうだ!忘れてた。どうすればいいですか?」
拓也は言うと助手席に座っているカラスマスクの小さい男が後ろを指さした。
「トランクの中に応急処置の道具箱がある。そしたら渡せ。」
拓也と俺は言われるがままに応急処置道具箱を取り、渡した。するとカラスマスクの男は塗り薬をだしとれた腕に薬を塗りとれた腕をくっつけた。
「これで一応元通りだ。だけどくっつくまで無茶するなよ?」
「感謝する」
カラスマスクの男は言うと拓也のお父さんはお礼を言った。
しばらく車を走らせているとトランシーバーの音がなった。
「おいカラス!助けてくれお得意のワープホールで!」
トランシーバーからはちょんまげ侍の声がした。
「行ってやれカラス」
「了解。団長!」
カラスと言われた男はそう言うとどこかに消えてすぐ戻って来ると侍を連れてきていた。
「危ねぇ!殺すとこだった!」
「まぁピエロは本気出してなかったしな」
ちょんまげ侍が言うとカラスが言い返した。
「うっせー!ぶっ殺すぞ!」
「やってみろ。死にかけが。」
「んだとぉ?!」
侍はそう言うと立ち上がってカラス男を睨みつけた。
すると団長と言われる男が
「おいおい2人ともそろそろ着くぜ俺たちの拠点に」
窓を開けると巨大な倉庫の入口に俺達は来ていた
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