#3にちじょう

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#3にちじょう

あの男が権力者を殺し回った国が8個目くらいの頃、世界では政府による能力者狩りが行われていた。 能力者狩りは年齢性別は問わず例え子どもでも捕らえられ殺されていた。 でもなかには例外がある。それは能力者が強すぎる場合だ。 強すぎる能力者は12人限定で政府直属の能力者となる。 なんだ。変な夢見たな能力者が捕えられるとか何とか。 2次元の世界見たいな夢だったけどなんか現実的だったな。 まぁいいや。ご飯の匂いがするし食べに行こ。 俺は下に降りる階段を下っていると母親の声が聞こえた。 寝起きで何言ってるかわかんないけど凄く焦ってる声だ。 「お母さん。どうしたの?」 俺はお母さんにそう呼びかけるとお母さんは焦って受話器を置いた。 「なんでもないのよ!純弥!さぁご飯食べましょ!」 どうしたんだ。なんか様子が変だ。まぁいい。学校に行かないとだし早く食べてしまおう。俺はご馳走様!と言うとバックを背負って学校にかけて行った。 「大丈夫。純弥。あなたは私が守るわ」 母親の西東美佳(さいとうみか)は顔をしかめながら我が子を見送った。
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