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俺は下駄箱に靴を入れた。
時間が中々やばかったので教室に急いだ。
中に入ると友達の拓也、慎二、慶太が近寄ってきた。
「よう慎二!昨日のイッテD見た?」
拓也が話しかけてきたので見た見たと返すと慎二が
「そんなことよりお前ら知ってるぅ?」
慎二がかおを変にして言った。慶太がなんだよっ?と聞いた。
「最近ふたつの国の金持ちが殺されたって話あんじゃん?」
「あれって実は片腕の化け物が殺してるって知ってた?」
慎二がドヤ顔で言うと拓也が
「んなわけないじゃん!また都市伝説の番組みたんだろw」
と言った。俺と慶太もうんうんと言うと拓也が
「そんなこと言ってると選別されちゃうぞ~」
とどこかで聞いた事あるようなセリフを吐いた。
ちょうどチャイムがなったので俺らは席に着いた。
今更だが俺らは今中学一年生で俺ら4人は小学生の頃からの仲だ。
そしてこの頃はまだ気づいてなかった。日常が少しずつ崩壊していくことに。
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