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#5電話
今日は家族3人で夕食の続きを食べている夢を見た。
いつもとなんも変わらない日常。そうにち…
はァ はァはァはァ
俺は拓也の家で起きると何故か激しく息を吐いてた。
「純也くん。おはよう!よく寝れた?」
起きるとコーヒーを入れている拓也のお父さんの姿があった。
「はい、よく寝れました。」
周りを見ると拓也の姿がない。
「拓也はどこに?」
「あぁ、拓也なら庭にいるよ。」
そう聞くと俺は拓也のいる庭に行った。
庭に出ると何かに手を合わせている拓也の姿があった。
「拓也?なにしてんの?」
「死んだ亀のお参り!」
拓也はハキハキした声で言うと
「ご飯出来たぞー」
という拓也のお父さんの声がしたので俺たちは家に入った。
飯を食い終わって拓也のお父さんが言った。
「今日拓也学校休むだろ?」
「うん」
「学校に電話かけとくな」
拓也のお父さんはそう言うと受話器を手に取り学校に電話した。
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