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「うん、まぁ、おれは別に面倒くさくても 聞き流せばいいんだけど、小坂の方がさ」 「あぁ... 女子にチクチク嫌み言われたりしそうだしなぁ。 でも、学校では おれらも普段通りにしとくからさ」 その様に話は纏まったのですが、先程の妙な間が引っ掛かり。 しかし、高島と小坂が纏まった事に加え 「トムさんたち、まだ釣りしてた?」 「うん。小さい魚はポイポイ逃してたし、龍魚は出てきてないみたいだったけど」... と、犬や猫モドキの方々との邂逅となった事に加え 「伊藤と小坂だったらさ、また何かの調査を 一緒にしてもいいよな」 「うん、楽しかったね」と、女子も混じえた キャンプとなった事や、実際に水月花を発見 致しました事などもあり。 一夜にして 沢山の事が起こりましたので、ささくれの如き引っ掛かりも すぐに消え失せたのです。 ******* 「... 暑くない?」 「空気 悪。もう 昼くらいかな?」 テントの外は明るく。 つらつらと話しをしながら、いつの間にやら 眠っており。 スマホで時刻を確認 致しますと、午前 11時で御座いました。
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