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「イイヤ。地中ノ地面ノ上ノ方ガ 動キヤスイ」
「私タチ ニ 馴染ミ深イ地面ノ方ガ、イイ仕事ガ 出来ル ヨネ」
音叉達が頑張っておりますので
「成る程」「そうなんですね」と 相槌を打ちつつ 音叉を叩き、もうパーツを切り出せぬ程になると、次はルーフであった物を運び、切り出し作業を進めて頂いておったのですが
「今日ト 明日デ、切リ出シハ 終ワラセナイト」
「モウ、挑戦状モ 出シテアル カラナ」と、気になる事を口走られ...
「失礼。“挑戦状” とは?」と、問うてみましたところ
「決マッテイル」
「ドクロ ト ゾンビ ニ」と 申したではありませんか!
「えっ? 待って!
ボティスさんたちに出したんですか?!」
「もう?!
“挑戦状” って... 直接 渡されたんですか?!」
「いつ、どこで 挑戦するんですか?!
まだ、パーツの切り出し 始めたばっかりなのに!」
涼二等も 音叉を叩き止め、音叉や設計図に 問うておるのですが、銀色グレイ等は、御自身達の存在を匂わせるなど されぬのでは?
だとしたらば...
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