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個人的にチーズに衝撃を受けた件・・・フランス
「あ・・・・アン・カルネ・シェルブ・ブレ?」
少々どもりながら恐る恐る告げてみる。
担当のフランス人のお姉さんは微笑んで軽くうなずきながら、僕が差し出した紙幣と交換に乗車券をカウンター越しに出してくれました。
パリの地下鉄駅サン・ラザール駅にて。
こちらでいう「一日乗車券」が30年前のフランスには既に
流通されてました。冒頭のフランス語は「乗車券を一枚ください。」
にわか仕込みで即興で覚えた唯一のフランス語。
通じると、やっぱり嬉しいものですな。
パリは狭い町なんで、バスや地下鉄で1日あれば大抵の観光名所を
訪れることができます。地下鉄の構内には壁面に描かれた路線図があちこちにあるので、目的の駅名をパンフレットなどで度々確認しながら辿っていけば、迷子にはなりません。
構内の広いスペースには、ギターなどの楽器を奏でる路上アーティストやパントマイムをして”おひねり”を稼ぐ大道芸人があちこちにいて、歩いている間も退屈はしませんでした。
野外の市場(昔は青空市場と呼んでました。野菜など食料品を中心としたフリーマーケットみたいな。)を覗いた時に。
チーズ屋さんも店を開いてました。
”ルンバ”くらいの大きさの丸いチーズがズラ~ッて並べられてまして、ピザみたいに三角形の切り目を入れて、切り売りしてましたね。
少なくとも当時の日本では見たことのない光景でした。
ミルキーなイメージの真っ白なチーズやら、緑色ぽいチーズやら多種多様でした。
その後、昼飯を買おうと地元のスーパーに立ち寄ったんです。
そこの乳酸品のコーナーで、しばし足を止めました。
当然ですが、見たことのないパッケージのチーズがズラリ。
悩みに悩んで、おにぎりくらいの大きさの塊を一つ買いまして。
アルミホイルのパッケージをめくると、ヨーグルトを少し固めたくらいの
柔らかさの真っ白いチーズが出てきました。
あっさりした塩味で、美味しかったです。
で、おもちゃの話。
画像は幼児用の車のおもちゃです。木製。
L字の緑色の車は斬新なデザインだと思いませんか?
車の前後が指定されていないので、どちらの方向にも進みます、あはは。
飾り方次第ではインテリアにもなりそうでしょ?
(さすが、ファッションの国だなあ。)
と勝手に感心した記憶があります。
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