木片に込められた夢とそこから生まれる物語と・・・ドイツ

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木片に込められた夢とそこから生まれる物語と・・・ドイツ

 フランスのシャルルドゴール空港から、隣国ドイツのニュルンベルク空港まで。 地図で見る限りでは目と鼻の先の様なのに、飛行機に乗ってる時間が長く感じましたねえ。頭の中では、”メルカトル図法の地図”を直線で飛んでる イメージなんですが、平面の地図では地球の丸さ(球体じゃんね)から生じる距離までは体感できません。 よくよく考えれば、メルカトル図法の地図って船乗り用だったっけ。 そんなこんなでフライト中は暇を持て余して、翼の下に見える風景をしばし眺めていた記憶があります。高度はさほど高くなかったようでした。 とはいうものの、ズ~~っと暗い景色が続くだけ。 人里離れた森林の上空を飛んでたんでしょうね。たまに光の加減で木々の輪郭が見えたりしてましたから。 気のせいか、極まれにどこか森林の奥にポツリと光源らしきものが視界に入ります。 ・・・・?んん?人が住んでるの?こんなところに? ひょっとして、人じゃなくて・・・・ などと暇つぶしに妄想してみたりします。 森林資源の多さはその国の環境に対する意識の高さかな。と思いますね、 特に最近は。 そんなドイツのおもちゃ屋さんで買った、木のおもちゃたち。 どれも10センチくらいの大きさで、分厚い頑丈な木片です。 一つ○○マルクで売られてました。(値段は忘れましたわ。) 気に入ったやつを選んで買って、 それらで自分オリジナルの世界観を創作して遊べます。 この「創作」ってのが子供にとっては大切だそうです。 創造力=発想=企画力のトレーニングですな。 裏表とも丁寧にペイントされていまして、遊んでいる子供を興冷めさせることはありません。 4113b18f-f8d9-44ec-ad22-c6e423895fd146b2a4b1-caa7-4409-9b62-d24fc53d1a26  「小人」やら「魔法使い」やらのデザインが、ヨーロッパらしいと思いました。  あ!そこの「小人」! 興冷めだぞ!
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