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僕は若く、仕事で失敗ばかりして、いつも怒られていた。
アパートにもどっても、会社のどなり声がよみがえってきて、夜も眠ることもできない。
「ゆっくり、眠れるといいのになー」
イスに腰かけて、僕はそうつぶやいた。
すると、僕はいつのまにか会社にもどって、どんどん仕事をこなしていた。
とても、すっきりした気持ちになっている。
どうやら僕は夢を見ていたようだ。
時計を見ると、次の日の朝になっている。
こんなにぐっすり眠ったのは何年ぶりのことだろう。
次の日から僕はイスに座って眠るようになった。ぐっすり眠れることはとても良いことだったが、体中が痛くなってきた。
やっぱり布団の上で眠る方がいいようだ。
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