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「だめだぁー」 気を取り直してののさまを隣におき 調べたけど 分かんない ヒント貰いに行こう 「てーんちょ」 お願いモード全開ですり寄った 「何でしょう?」 との返事に 「ののさま全く分からないんで ヒントください」 お願いしてみたけど 嫌っていうんだろうなぁ と、察知したので 「とりあえず、お茶いれてきまーす」 店長の返事を全く聞かずに 厨房まで逃げてきた 紅茶を2つ淹れて アンティークRinに戻ると 店長は納品書やらの伝票を見て 難しい計算をしてる どう見ても ののさまがのことではない どうしたら手伝ってもらえるかなぁ 「置いていいですか?」 一声掛けて待つと 「ありがとう」 と受け取り私の方を見た お、何か教えて貰えるのかな? 「私は嫌だと、ハッキリ言いましたよね? 勝手にどうぞともいいましたが」 どストレートの拒絶 「もっともです、はい。 でも、返すの遅くなっちゃう、、 と、いうより 私じゃ、返せないかもしれないです 毎日調べても解る気しないんです だからほんの少しだけでも」 ダメ元で言ってみると 「、、、それはそうですね」 そういいながら立ち上がり ため息をついて鈴屋に向かってくれた ののさまの前に立って いや 仁王立ちして説教、、、の様にしか 見えないが 見下ろして睨み付けて一言 「だまってて」  はい。何もゆってません そのままなにも起こらず 立ったままかとおもいきや、 店長の手が動いた ブツブツ言いながら 口元に手を、、、 呪文? 魔法? 正直に言おう 期待していた 私はかなり期待して見ていたよ 魔法使いの魔術とか 見れるんじゃないかと思うよね 手は口元に有るけど! 爪噛んでるし、 よーく聞いてみると 判るわけないじゃない とか はあ?何それ とか 文句言ってるように聞こえるのは なぜだろう、、、 現代の魔法使いって こうなの? 絵本の中のイメージが崩れる 「うるさい!」 怒られた 何も言ってないよ 口には出してない でも店長は 私を見ていない 誰も居ない店内をみて 睨んでる そっちね 私じゃないのね 「…」 何か一言ゆって 店長はこっちへ ため息をつきながら戻ってきた ドカッと椅子に座り 紅茶の残りをぐびっと飲み干した 「何か分かりました?」 つつつ、、と、側に寄り聞くと 「ひたちの国のふくらぎって 所だそうです」 「ありがとうございます 早速調べてみます」 店長すごい
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