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やはり、気になり週末にはまた、強すぎるイケメン謎のバイトくんの居酒屋さんの前に来ていた。 「おっと!いらっしゃい!」 と大将の元気のいい掛け声を聞いて、席について、とりあえずビールを注文した。 バイトくんが、ビールを運んできてくれて、 「いらっしゃい、ごゆっくりどうぞ。」 と、爽やかな笑顔でビールをテーブルに置いた。 その瞬間、身体中に電流が走ったみたいに痺れ渡った…。 ダメだ…今の笑顔やばい… イケメンがあの笑顔をするのは反則だ…。 営業スマイルなのはわかってはいる…。 謎なのも、私の中ではミステリアスに変換されているし…。 強すぎるのも私の理想だし…。 完全に、私の負けだ… 私は、今あなたに完全射抜かれました。 居酒屋さんのバイトしてるくらいだから、お金ないだろうけど、大丈夫!あなた1人くらい私養える自信ある! と、1人の世界に入って浸る菜々。
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