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ＧＧまん吉の家に到着した
こんにちは
訪問介護の中村でーす
昼間は一人のＧＧまん吉は朗らかであるが少し認知が入っている
あっ、ＧＧとは申し上げておくが
ジジイいえいえジージから洋子が良心的に付けたあだ名でありますからしてご了承を
呼び声でＧＧまん吉が玄関先にゆっくり出て来た
お〜、いらっしゃい
今日もよろしく頼みます
ハイハイ、上がらせて頂きますね
それじゃぁ、まず洗濯しますから脱ぎましょうか？
ハイよ
このハイよのあとがちょっと厄介なんだよね
脱がす時、洋子の身体をスリスリしてくるのだ
触るか触られないかの戦いに毎回負けらんねぇ〜と思って色々考える洋子なのである
いやらしさはなく、挨拶がわりみたいに思ってるんだろ
それにしてもだ
なんでタダで触らせないといけないのよ
いやいや、タダとか有料とかの問題じゃぁない
なんとかかわす方法を編み出して来たけど、ことごとくその上をいくＧＧまん吉
お主、できるな！
と、洋子は思う
はてさて、何とか脱がせて
身体も拭いて新しいパジャマに着せ替えた
ふ〜〜ひと仕事終わった〜
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