自分を語る １ un

ホウキ２

私はホウキのしゃんしゃんという音が好きだ。
外で落ち葉をかき集めてちりとりに入れ、捨てる。
今ではそんなことをやる家も少なくなってきた。
庭を持たない家が増えてきたからかもしれない。

確かに庭は面倒くさい。春頃から草が少しずつ生えてきて、夏にはぼうぼうになる。
木からは枝や葉が生えまくり、枝を切って手入れをしないとたちまちひどいことになる。
ドクダミとかが生え出したらもう大変！
あっと言う間に広がり、抜くのも手間だ。
シダ植物も意外にやっかいで、引っ張るだけではなかなか抜けない。

忙しい現代社会に、誰も庭など持たなくなるのは必至だろう。

それでも、しゃんしゃんという音が聞きたくて、実家の木は切らないでと親に言った。
「あんたが掃除するならいいわよ」
と言われたので、やっぱいいやと言ったら、なんとコンクリートで埋めてしまった。
それはそれで風情がなく寂しい。
が、自分で手入れする方が面倒でどうしようもないので、結局そのままだ。

うーだらかーだら
（訳：飽きた）

というわけで、ホウキシリーズは早くもおしまいです。
こんなくだらない内容で２話も引っ張るなよ。
ごもっともです。
最近のりつっこみが多くなってきたので、そろそろ自戒します。
それでは、また次回お会いしましょう♪　バーイバーイ！（ラジオ風に）