自分を語る １ un

ばかたとあほらのコント２

あほら「あほらです」
ばかた「ばかたです」

あほら「二人合わせてあほばかです」
ばかた「それしゃれにならんじゃんか」

あほら「さいしょ真ん中が『あほ』と『ばか』にしようとしてたのを必死で１文字付けてってお願いしたらこうなったんだよ」
ばかた「せめて２文字増しにしろよ」

あほら「大事なのそこ？」
ばかた「１文字抜けでもいい」

あほら「そしたら『あ』と『ば』になるぞ」
ばかた「『ほ』と『か』かもしれないだろ」

あほら「『あば』と『ほか』です」
ばかた「ええかげんに」

あほら「まあまあ、とりあえずこれでいきましょうゆ」
ばかた「ちょいちょい挟むなあ」

あほら「がんばろうそく」
ばかた「どっかのサッカーチームみたいなこと言うな！」

あほら「あんた大阪人ちゃうやろ」
ばかた「そこでえせ関西弁つかってると本物に怒られるぞ」

あほら「阪神ファンにぼこぼこにされるでかい人みたいな？」
ばかた「そこはちゃんとジャイアンと言おうよ。サッカーがいきなり野球になるしよ」

あほら「ドラえもーん。助けて！」
ばかた「そのジャイアンじゃないと見せかけてスネ夫だった」

あほら「ばかたさん、一言いいですか？」
ばかた「なんだよ」

あほら「くだらないっす」
ばかた「お前。今日飯抜きな」

あほら「待て、待つんだジョー！」
ばかた「ジョーじゃねえよ。ジョージマッケンジーさ」

あほら「また野球……」
ばかた「元ダイエーファンなんだ。見逃せ」

あほら「それは真ん中のやつだろ」
ばかた「ばれたか。あっきーとかうるせえんだあいつ」

あほら「あっきー？　ああ。秋田禎信ね」
ばかた「魔術師オーフェンの作者じゃねえよ」

あほら「秋野ひとみね」
ばかた「つかまえてシリーズの作者でもねえって」

あほら「ばかたさんやけに詳しいな。少女小説まで」
ばかた「うるせえ。姉が読んでたんだよ。俺もこっそり拝借して読んでた」

あほら「さすがばかたさん。秋吉台に行こうじゃないか」
ばかた「あっきーの正解は山口県の観光スポットでした。じゃねえ！元ソフトバンク監督だろ」

あほら「知ってるよ。執行猶予明けたＫさんと獅子で一緒だった」
ばかた「そこまで伏字にしなくていい！　野球ファンにしか通じないぞ」

あほら「まあ、真ん中の趣味は置いといて、俺考えたんすよ」
ばかた「何をだよ」

あほら「あっきーよりガッキーがかわいいって」
ばかた「当たり前だろ。俺は愛撫してほしい派だ」

あほら「ばかたさん……。ＴＯＫＩＯと付き合ってるからダメだよ」
ばかた「最近別れたんだって。知らないのか？」

あほら「し、知らなかった。あいぶさんは俺のもの」
ばかた「なわけねえだろ！　ガッキー派じゃねえのかお前は」

あほら「両刀でした！」
ばかた「意味ちげーっ！」