プロローグ

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プロローグ

両想いだからって必ずしも付き合えるのかって聞かれてたら。答えはNOだろう。 付き合うか、付き合わないかその直前の特有の空気を楽しんで、その先へ進まないでいると、いつか、タイミングを逃してしまう。 一度逃してしまったタイミングは簡単には取り戻せないってことを私は、知ってしまった。 あの日の自分にバカ。なんでホントの気持ちを言わないの!って言ってやりたい。 ただ、その後悔だけが、私の心を取り巻いて、私の日常を黒く。私の心を黒く染めっていった。
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