執筆速度。

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執筆速度。

 何も考えずに打っていくと、大体四時間あれば五千文字は書ける。まあ、キーボードに慣れていないから、タッチタイピングを覚えられれば速くなるんだろうけれど。  考えないとは言っても、実際はあらかじめプロットを作成しておくので、それに沿って書いていく感じなんだよねえ。かなり大雑把な筋書きだけど。あまりに複雑にしても面白くないし、自分で読んでいても分からなくなるだろうから。  ライトノベルは分かり易さが大事と聞いた。  その上で速度を出して書ければ、いろいろと時間が作れるような気がするんだ。何に使う時間かは知らないけれど。  一日じっくりと時間をかければ一万文字くらいは余裕で書けるけれど、それは本当にストーリーやら設定やらが全部頭に入っていることが条件でもある、限定的なものなんだ。  即興で書くと、確実に辻褄が合わなくなってしまうので、今はあまりやらないようにしているが、それでも執筆の時はある程度行き当たりばったりになることもあるのだ。  仕方ないね。  別に速さは売ってないし、一日五千文字書ければ、一月で初稿は書き上がるわけだ。  修正とかリライトとかは考えないけど。  キーボードを打っているとき、左手の親指が変な挙動を見せるけれど、どうしよう。行き場がなくて潜るというか、掌の下に入り込んで、たまに指を掠めてしまって不愉快になる。  そして人差し指が使い道なくて宙ぶらりんだ。  正しい打ち方を学ぶ必要性というか、単にキーピッチが合ってないのかも知れぬ。  特にポメラ、お前だよ。  ノートPC、お前もだよ。  最近買ったキーボードは何故かDのキーが最初から沈み込んでいるし。打てるから良いんだけどね。でも初期不良だと思うけどー。  エレコムでもそんなもんか。  ガチガチ打てるでかいキーボードってないのかな。速度には何も影響しないだろうけども。
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