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スキルの種別とか考えてたらこんなんになるんだよ。
十年以上の発酵熟成はもう腐敗だ。
そんな感じなんで、もういいかなって思って。
異能(コード):個体依存能力。
人の持つ能力の偏り(資質)の尖鋭化。付随性質として高い身体能力あり。
特定のものを除いて継承不可能。
人によって質が違い、個人の性質によって扱い方も変わる。
外種異能(イレギュラーコード):解脱導引能力。
本来人には顕れえない能力。異能と名付けられど異能であるとは限らない。
人の手に余る能力であるか、完全に使い道がないかのどちらかであり非常にピーキー。
個体数、種類共に希少。
霊能(ウェイヴス):精神干渉波動。
誰かの精神に関わる能力。高い感受性に由来する、感情のやり取りの肥大化。
脳機能、精神性などの資質によるがゆえ、遺伝しやすい。
心理学、精神医学、宗教哲学などの考え方の影響も受けやすい。
物理的な戦闘技術には乏しい。
魔術(ワイズテクノ):技術解析、再現技能。
科学技術の代用経路、魔力を動力に用いるという、自らを機巧に見立てる技術。
独自の世界理解、特殊な理論を多用するために理解されにくいが、自身の可能性を可視化しやすい特性がある。
呪術(カージア):身体機能変動技能。
霊力を用いて直接生体に作用させる汎用技能。望めば誰でも習得できるものではあるが、時間と体力精神力が絶対的に必要。技能の適用範囲が割と広く、無機物には作用しないとしても戦闘技術として非常に有用。
もっとも古い能力系統。真祖種に対する特効技能。
武術(マーシャルアーツ):格闘技術。
物理攻撃オンリーの戦闘技能。世界中の至る所で多発的に生まれ、時間をかけて体系化された。メジャーマイナー多数存在し、色々なものに潜んでいたり活きていたり、存在があまり判然としないものも多数存在する。
他の技術技能との併用、混淆、シナジーを持たせることも可能。
魔法(マジック):固有概念、深部接続。
本人の存在によって成立する問答無用の業。本人でさえもどういう原理なのか理解できないことがほとんど。使用可能な人間はどの時代においても十人未満。種も仕掛けもあり得ないが、他技術による再現性はある。
聖法(テスタメント):脳波開放、共振。
真祖種の持つ固有の能力。脳の回路を外界に開き物質に干渉する、PSI(超能力)と同じ概念。
人間が持ちえない力であり、逆にそれ以外の能力を真祖は持たない。
個人レベルの方向性によって現れる種類が違う。
異系(アウトサイド):無分類あるいは分類不可能。
異形種の持つ能力、技術の総称。大概において人間の持つ力のコピーにしかなっていないので、正確な分類名とは言いがたい。
体質(ベンテッドヴェセル):身体特性。
ヒトの中に存在する異能とは違う偏り。共通する特質が存在せず、個体差がさらに大きい上にほぼすべてが唯一無二。
稀人、南極地下の人間に現れる。
霊籠(フェアリアルorレイシアス):精霊と怨霊。妖精と妖怪。
人間でも神でもない、それ以外でも持ちえない特殊な存在の操る何か。
本人にしか理解できない理屈で成り立つ、人智から離れた正体不明。
神業(アブストラクション):神理神罰。
神種の能力。人の持つ力よりも大規模であることが大概。それに加えて異能以上に多彩な方向性を持っているので、一般的には手に負えないものと認識される。
広さでは上回っていても、深さで及ばないというよくあるような言い分……?
貪魔(デザイア):欲動と堕落、その誘い。
魔の名がつく種族の固有能力。人間を含む生物の欲求に強く干渉する、精神感応、幻術に近い力。さらにそれらの拡大解釈による本質の暴走まで含まれることも多い。
概念の変質は「神業」とも重なる部分。
臨演(タナクトス)
特定モチーフの能力を象る能力体系。
神話、説話、寓話など対象は様々、要は架空の話全般になる。
(タナトス+アクト)
催幻(ハイプノクス)
何もかもを徒労に変える、負荷能力。
弱いほど強くなる反転性を持ち、命を捨てるような戦い方とも言える。
(ヒュプノス+ノックス)
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