1.出会いは一目惚れ

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入学式が始まっても、その子の姿が頭の中に残っていた。 「──新入生代表挨拶。」 「はい。」 ふと、聞こえた声。 透きとおったような綺麗な声。 この声の主は一体誰だろう。 「…っっ…………………」 思わず目を見開いた。 さっきの綺麗な女の子だったから。 そう、これが恋の始まりだった。
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