第14話 悪徳医師を守れ!

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スタッグスカルは突然、襲いかかってきた。 手には長い警棒を持ち、それを大きく振り下ろした。 私は瞬時に避けた。 だが、スタッグスカルの攻撃は止むことはない。 奴はがむしゃらに警棒を振り下ろし続けた。 よく見ると警棒の筒先からは火花が迸っていた。 恐らくスタンガンも搭載しているのだろう。 私は当たらないようにしながら、奴から警棒を奪おうと考えた。 ところが如何せん、奴は隙をみせない。 ヤケになって、縦なり横なりと右往左往に振り回しているようにも見えるが、確実に私に攻撃を仕掛けにいっている。 そして私が逆に攻撃しようと蹴りあげようとした瞬間、警棒で防御されてしまった。 ――ゴンッ! 「うっ!」 警棒の打撃が思いの外強く、足に痛みが生じた。 私は不覚にも隙を作ってしまった。 蹴り上げた足を戻し、少しだけよろけてしまったのだ。 そこをスタッグスカルは見逃さなかった。 奴はすかさず、私の身体目掛けて警棒をついた。 そして……… 「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!」
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