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「ま・・・おう・・・」
「姫様ーーー!!!!」
流石の騎士長バルドも倒れる姫を抱きとめるので手一杯のようだな。
姫様の面倒を見ないで済むというだけでも魔族について正解だ。
「では、諸君らの本拠へ案内願えるか?
あと、道すがら現状や内情なんかも教えて貰えると助かるのだが?」
「命の礼もありますし、オイラに出来ることはしますよ。でも・・・いいんですか?」
まぁ、確かに。
何の礼も借りも無いが・・・少し気の毒な気もするもしないでもないし、最後にアドバイスくらいはしてやってもいいだろう。
「聖アリステリアの姫ミレーヌ並びに騎士長バルドよ、1つだけお前達に助言しよう。
異世界に召喚するのなら、エリートではなく、
ヒキニートにする事。以上」
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