第二章 初詣も初日の出も。

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年末から年始にかけて2人で初詣&初日の出に行く約束をした。 大勢の人のなかで、もみくしゃになりフラッと躓く。 「コラっ、危ない。」 直ぐに肩を抱き寄せ 「つかまえた。」 と手をつかんで彼のポケットにねじこんだ。 ねじポケされたの初めて///// 「ヨシっ、これなら、はぐれない。それに、あったかいだろ?」 恥ずかしくて下を向いてしまう。 「どした?」 童顔の可愛い顔が下から覗き込み、ニヤりとする。 「なぁ~に?照れてるの?クスクスっ( *´艸`)💕」 そう言ってウィンクしながら頭をポンと優しくタッチする。 ・・///// 心臓がもたないよ。 「初詣の後は初日の出。朝まで一緒だよ?俺の傍を離れたら駄目だからな。」 柔らかく微笑んで。 ちゅっ。 おでこにキスされた。 何も言えず彼のことを見つめる。 「はぐれたりするなよ。」 とポケットの中で握っていた手に指を絡ませた。 指を絡ませる度、あなたとの想い出が重なっていく。 おでこにキスは無償の愛という意味があるの。 心から愛おしいと想う本能的なキス。 恥ずかしいけど、それ以上に凄く嬉しい。
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