名も無き詩達Ⅰ

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  何をしていても 何を考えていても あなたしか目に入らない   揺るがない この思い     側にいるのに 何を見ているのか 何を考えているのか 分からない   そんなあなただからこそ 気になってしまう   ねぇ、今は何を考えてる? 少し、ほんの少しでも 私はあなたの世界に存在する? その瞳は目の前の私を 映してる?     どこか遠くを見つめる あなたの深い黒 あぁ、私は映っていないのですね   どうか私を見て どうかその瞳に私を映して   お願いよ    
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