名も無き詩達Ⅰ

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  あなたと二人歩いてきたミチ これからも一緒に歩きたいよ でもあなたは私から 離れていった あなたはこの世界の どこにもいない   あなたと二人歩いてきたミチ 一人で歩くには広すぎて 何度も後ろを振り返ったりした   そこにあなたはいない まるで最初から 存在しなかったように   あなたは蜃気楼?   違う、違う。   あなたが存在した証 今も私の手に  
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