名も無き詩達Ⅰ

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  傷付くのが怖くて 丸くなって 身を守ってた わたし   傷付きたくなくて 動けずにいた ここから動いたら 傷付いてしまう気がして 動くことなんて出来なかった   けれど気付いたの そんなんじゃ 何も変われない   臆病な私 吹き飛ばして ここから走り出す   走る勇気を手にいれた たくさんの人と出会い たくさんの人と別れた   時には傷付くこともある 絶望もした けれど付いた傷は いつの日か 癒える   どうして 気付かなかったんだろう? どうして 動きだそうとしなかったんだろう?   わたしが考えてた以上に 世界は明るかった 暖かかった     気付けて、よかった みんなと逢えて、ょかった    
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