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2人目の子は、息を吸い込んだ。
1人目の子は、気づいた。
2人目の子の真剣な表情に胸を撃ち抜かれるような胸の高まりを感じた。
いつも、見ている表情なのに……。
そんな1人目の子の気も知らないで、2人目の子は覚悟を決めた。
愛している。
まっすぐと目を見て真剣な表情で伝えた。
直球でくると予測はしていた。
でも、その目から逃れれなかった。
頬に熱が集まって来た。
でも、なぜだかばれたくなかった。
どうだ。
お前、照れてるだろう。
そんなわけないよ。
ほら、晴れてきたから帰るよ。
そういい、2人目の子から逃げた。
2人目の子は、急いで追いかけ1人目の子にどうかしたのかと聞いた。
何だ、これはと疎外された1人は思っているのでした。
<完>
<やり方>
相手が「愛している」と伝えて、それを照れずに堪えるというものです。
動きやセリフの言い回しもokです。
照れてしまって吹き出したり、笑ったりしたほうが負け。
*今回はこのルールでした。
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