06.裸のレムリア人

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太古の昔。まだ恐竜がこの星の王者だった頃。 遥か遠くの銀河から、謎金属を求めてやってきた宇宙人(あいつら)。 彼らは、野良仕事のセンスがなく、採掘用の労働民族を創ることにした。 多くの作業は巨人族に行わせていたが、恐竜にも目をつけていた。 巨人にはない、飛行能力・潜水能力。 しかも鋭い爪牙は、採掘にうってつけ。 早速、宇宙人は遺伝子操作をして、恐竜人類を創った。 しかし、気紛れで、ワープ航法を持っていた宇宙人は、突如居なくなった。 レムリア人は、独自の文明と帝国を築いた。 だが、天変地異により、レムリア帝国は海中に没した。 これが世界に残る伝説『失われた大陸』の起源である。
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